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清水国明さんの国明式災害生存術
- 多くを望まない無人島の自給自足暮らし 2014.07.14
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やがて私が終の棲家として移り住むつもりで開発を進めている瀬戸内海の無人島「ありが島」には、浜辺の近くに真水の池があるのですが、どうやらそこで羽化したらしい蚊が飛ぶようになりました。湧水の池なのにそんなにきれいな水質ではないので、いっそそこに海の水を入れてしまおうかと思います。海とつなぐことで潮の干満で水質も保たれ、子ども達が遊んでも安全な入江とビーチを造ることができます。
ハワイのモロカイ島にはフィッシュポンドという、潮の満ち引きを利用した自然の養殖池があるようです。海岸に岩やサンゴを積み上げて造った大きな池の中へ、潮に乗って魚が入ってくると外には出られない仕掛けになっていて、その中で大きく育つようになっている。伝統的な栽培漁業なのですね。
「ありが島」にもそんな自然養殖池を造って、自分が食べる分だけの魚貝を必要な時に簡単に取れるようにしたいと思います。多くを望まなければそれだけで十分生活してゆけるでしょう。またこの島には野生のヤギたちが40頭以上は生息しているので、これもなんとかできないものかと考えています。島中の雑草をすっかり食べ尽くして慢性的な食料不足状態だから、餌付けはすぐにもできるでしょう。ヤギのミルクでチーズを作ります。魚の養殖とヤギの放牧。無人島での自給自足暮らし計画は、着々進行中です。
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清水国明
タレント NPO法人 河口湖自然楽校 楽校長