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清水国明さんの国明式災害生存術
- ドームハウスで富士山の自然を楽しみながら支援活動を 2011.12.01
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富士山が冠雪して以来、一日ごとに紅葉がふもとへと降りてきて色とりどり、きれい
な裾模様が広がっています。ちょっと気が早いかもしれませんが、振り返ってみるといやはや大変な年でしたね。楽しさや面白さを求めて訪れる人が多かった私たちの森に、今年は安心や安らぎを求めて、震災で傷ついた子どもたちや疲れ果てた大人たちが、とてもたくさんやってきました。
この森にも秋が来て、やがて寒い冬へと季節は移り変わりますが、私たちがやっているNPO法人河口湖自然楽校の東北支援活動は、これからも変わらず、できる限り長く続けてゆくつもりでいます。
被災地の状況に合わせて、あれこれの工夫をしながら現地へと出かけています。
河口湖では、被災者の方や被災地から避難してきた子どもたちを受け入れるための宿泊設備を増設したことで、何とか夏休みの最大ピーク時で、一日200人以上の人に宿泊してもらうことができました。その時にNPOが建てた被災者支援のためのドームハウスを、これからはいろんな目的で富士山のふもとの河口湖を訪れる人たちにも利用してもらうことにします。とっても安くて、快適に泊まれる宿泊のプランを作りました。一泊2500円。二食とお風呂利用だと4980円です。オートバイのライダーや写真撮影やトレッキング、自転車旅行の人たちなどが気軽に利用できます。学生さんたちの旅行にも最適ですね。ドームハウスはでっかいカマクラみたいな形なので、これからの季節も快適に、面白い宿泊体験をしてもらえると思いますよ。
富士山の自然を楽しみながら、災害から身を守るすべを学ぶことができ、そしてそれが支援活動にもなるという仕組みです。
東北の支援は日本全体が元気に明るくなるように、楽しくて面白いことをたくさん企画することで、結果として継続的な被災地の応援が可能になってくるのだと思っています。
【生きるチカラ基金口座】
■三井住友銀行 新橋支店(店番216)普通預金
■口座番号:2137380
■口座名義:生きるチカラ基金口(イキルチカラキキングチ) 公益財団法人東京コミュニティー財団(コウエキザイダンホウジン トウキョウコミュニティザイダン) 代表理事小川敏男(ダイヒョウリジオガワトシオ)※災害サバイバル・セルフレスキュー講座が、「森と湖の楽園」で随時行われています。100回の防災訓練よりも1回のサバイバルキャンプ、と言っています。家族や夫婦でキャンプして火をおこし、バーベキューをして、テントやドームハウス、キャンピングトレーラーで寝てみる体験が、いざという時にものすごく役に立ちますよ。
清水国明
タレント・多毛作倶楽部 代表