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清水国明さんの国明式災害生存術
- 時代に合った災害に関する安全マニュアルを作ります 2011.09.09
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時代に合った災害に関する安全マニュアルを作ります
早朝や夜中の地震にビックリさせられる日が続いていますね。みなさん備えは万全ですかね。まさかと思うようなことが起きてしまう世の中ですから、日々防災、減災に備え、新たな情報を取り入れておく必要がありますね。
実はひょんなことから来年、山梨学院大学で特任教授として教えることになったのですが、研究室を持って専門に研究するテーマは「防災・レスキュー・ボランティア」で、それについて週一回の授業をすることになりました。何のことはない、今河口湖の「森と湖の楽園」で取り組んでいる東日本の被災者受け入れ、被災地支援、復興事業、ボランティア養成のことを、大学の授業として教えるだけのことですがね。
震災以来体験させてもらった様々なことを検証し、マニュアル化して、今回の震災復興と次回の災害に備えるための研究室を持たせてもらえることになったのです。考えてみれば今、何よりも必要とされているテーマだし、これをなくして国の繁栄も個人の幸せもないというくらいの重要なテーマです。無い頭絞ってこれまで何とかやってきたのですが、これからは学生たちとも力を合わせ、先人の知恵もお借りしながら、時代に合った完璧な災害に関する安全マニュアルを完成させて世に発表する。これこそ後半人生を全て捧げてもいいくらいの取り組みだと思っているのです。
でも今すぐに大きな災害が起きてしまう可能性だって十分に考えられますから、研究の途中ですが、現時点での提案をいくつか。①防災用品を買い備える前に、自分を防災体質に変える。②そのためにサバイバルキャンプを体験する。③いざという時に迷わない日ごろの訓練(例えばレストランのメニューを一秒で決める)。④脱出、救助、延命、復興と、状況に合わせた備えが必要。
年齢、体力、家族構成などによっても行動パターンが違います。これらのことは、ボランティア活動を通して学ぶことが出来ます。助かりたければまず助けること、ですね。
【生きるチカラ基金口座】
■三井住友銀行 新橋支店(店番216)普通預金
■口座番号:2137380
■口座名義:生きるチカラ基金口(イキルチカラキキングチ) 公益財団法人東京コミュニティー財団(コウエキザイダンホウジン トウキョウコミュニティザイダン) 代表理事小川敏男(ダイヒョウリジオガワトシオ)清水国明
タレント・多毛作倶楽部 代表