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 　ゴルフってホント面白いですね。ゴルフしてますか？　もし未だだったら、騙されたと思ってゴルフ、始めてくださいな。生きていて良かったと心から思いますよ、きっと。僕はもう30年以上もやっていますが、今ますますのめり込んでいます。

　よく言われるゴルフが面白い理由は、それぞれにハンディキャップをつけるので年齢や体力、体型に左右されず、誰もが平等に戦えるから。それもあるでしょう。広い芝生の庭で思いきりボールを打つ爽快感。それも正解。けれどそれは、他のスポーツじゃなくて、どうしてゴルフなの？　という疑問に対してズバッと答えるものではありません。

　のめり込んでいる人に共通する傾向は、少しでも遠くに飛ばして、仲間より良いスコアで回りたいという上達技術への関心が半端じゃないこと。僕もゴルフに関するとてつもなく沢山の本、週刊誌を読み、DVDを観てきましたが、なかなかこれといった上達の秘訣に出会えません。読んだ後、観た後すぐは「わかったぞ！」と秘訣を手中に収めた感じになるのですが、ゴルフコースに出てみると、それが幻想だったことにすぐに気づかされる。その繰り返しが永遠と続いているのです。

　ここをこうすれば誰もがナイスショットを打てる、という秘訣。そんなものがあるとしたら、その秘訣を発見できた人は、きっとノーベル賞ものです。本当は凄くシンプルなものなのだけど、ゴルフに関するレッスン書やDVD、ゴルフ用品や練習場などの売り上げに影響するので、真実には触れずわざと小難しく、それらしいことを言われて誤魔化されているのかもしれません。

　この、誰もが簡単に上手くなる秘訣という宝探しが、実はゴルフの醍醐味なのではないのか、と思います。大きな声では言えないのですが、僕はついに手に入れたのです。これは、これまで何千、何万回と繰り返してきた「わかった即がっくり」ではありません。

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■清水国明
タレント・多毛作倶楽部  代表