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清水国明さんの国明式災害生存術

第13回 団塊の世代が求める本当に“好き”なこと 2008.01.24
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【清水国明さんのスローライフのススメ】一覧はこちら

 「団塊」という言葉を作った堺屋太一さんの基調講演があるイベントに行ってきました。団塊の世代を対象にした「セカンドライフフォーラム」。それを僕は「セカンドワイフフォーラム」と読み違えていたのですが、なかなか実り多い催しでした。

 終身雇用制度というのは、若いころ安く働かされて、歳をとってから高給がもらえるから、長く勤めなければ損という仕組みなんですね。会社は高給を取る人を辞めさせて、安く使える今だけ元気な人を使い始めています。ちょっとそりゃずるいよなって思いますね。だったらそれなりに後半人生を思い切り楽しまなけりゃとも思いますが、世の中に放出される僕ら団塊の世代たちは、すべて会社中心の生活で血縁も地域の縁も壊してきたので、自分の居場所や自分の楽しませ方がわからない。そんな人たちが次にすがるのは、好きなことで繋がる「好縁」しかないようです。好きなことを持つことが大事といわれて、今になって右往左往しても、これといって好きなことをすぐには思いつきません。それまで得意なことはあっても、心から好きなことかといわれると、ちょっと首をかしげてしまうのはなぜでしょう。自分にとって有利なことを好きなことだと思い込んできた人は、まだ本当に好きなことに出会っていないのではないでしょうか。

 「本当に好きなことは、誰とでもしゃべることができて、いつまでやっていても疲れないこと」だそうです。

 堺屋さんは、「これからは、社内価格から適正な市場価格の人材が供給されて、元気なローコスト社会が出現する」とも言っておられました。

 全ての新しいものの先端だった団塊の世代が、これからは職場の縁から離れ、未来からも開放されて、本当に好きなことを楽しむ時代がやってきましたね。

 「森と湖の楽園」と「河口湖SHOW園」は皆さんに、本当に好きなことに気づいてもらうところ。命を支えてくれる「好きなこと」を探す人たちのサポート施設として運営しています。是非。

■清水國明(タレント・自然暮らしの会代表)

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