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清水国明さんの国明式災害生存術

第2話~自分らしく生きること~ 2007.04.11
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【清水国明さんのスローライフのススメ】一覧はこちら

思い描いた未来のために最後まであがきたい

 あれやこれやと、いろんなことに首を突っ込んで、そのまま首が抜けなくなっています。芸能界、レース界、アウトドア界、釣り界。そして今はビジネスの世界で七転八倒、四苦八苦。
 界が違うと物差しが変わって、例えば芸能界の人気は、速さ勝負のレース界ではまったく通用しなくて、すべてゼロからのスタートになります。大変だけれど、それがきっと気持ちよかったのだと思います、いくつもの人生を生きているようで。振り返ってみると、大それたチャレンジの連続でした。それを決断する瞬間を、いまも生々しく覚えています。京都の学生時代、持ち歌2曲なのにオーデション用紙にプロ志望と書いたとき。仲間の前で、それまで観たこともなかった鈴鹿八時間耐久レースに出場する、と約束したとき。取材されていて、キャンピングカーの中で家族と暮らしてみたい、と言うべきところを、暮らします、と言ってしまったとき。
 河口湖でやっている、みんなの自然活動をサポートするNPO(特定非営利活動法人)の赤字に悩んでいて、えーい、こうなったらNPOではなくてIPO(株式上場)だ!とダジャレ気分で宣言したとき。とんでもない決断を、ある日突然口にしてしまい、言った以上やらざるを得なくなって、のめり込んでゆく、というパターンが繰り返されているようです。けれど決意を口にすると、その日から、その瞬間から実現に向けてすべてが動き始めるという不思議を何度も経験しています。想像したことは創造されるんですね。今ここにこうしているのは、いつかこうなることを想像し、願っていたから。頭に入れたイメージどおりの現実がやってくるのですから、愚痴ったり嫉妬したり恨んだりしていると、そんな未来を引き寄せてしまうことになります。最高の後半人生を送り、ある日直角に死ぬのだ、という理想を強く思い描くこと。まだ使っていないところが沢山あるから、どうしても長生きしたくなるのでしょう。だんだん死んでゆくのではなくギリギリまでじたばたして、自分の人生を使い切ってから、クッキリと死にたいと思っています。

■清水國明(タレント・自然暮らしの会代表)

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