アクティブなシニアライフを応援する情報サイト
芸能人インタビュー
- 生活の一部として息づく「演歌」。今を生きる人の心に寄り添う歌だから心に響く 2012.11.19
-
生活の一部として息づく「演歌」。
今を生きる人の心に寄り添う歌だから心に響く
「アメリカ橋」など歌謡ポップスが支持される山川豊さん、デビュー以来幅広い年代から愛される氷川きよしさん。歌手として円熟味を増す山川さんと新しい表情でファンを魅了する氷川さんは、来年2月の『新春演歌まつり』で豪華出演陣と共に華やかなステージを飾る。
■演歌界に新しい風を送る二人、歌う原点は親孝行
こぶしの効いた正統派演歌や歌謡曲調の曲を歌い、演歌界に新しい風を吹き込んできた山川さんと氷川さん。事務所の先輩と後輩である二人の出会いは15年前に遡る。
山川「初めて会ったのは僕が39歳、きよしくんが21歳。演歌に全てをかける覚悟がにじみ、この子はやるなという印象を受けました」
氷川「これが最後のチャンスと決めて望んだオーディションでした。会長が一緒にやろうって言ってくださって」
山川「会長も伝わるものがあるって言ってた。歌はすでに独特の世界観があった。一気に売れたけど原点を忘れず、1万人のお客様がいれば全力で1万人の心を掴もうとする。それに律儀。デビュー間もない頃、寝る間を削って家へ遊びに来てくれたのはうれしかった」
氷川「デビューをご報告させていただきたくて。芸名が決まっていない頃、先輩のご自宅で奥様の手料理をご馳走になったのは忘れられません」
山川「初めて家に来たときね。あのときはすごく緊張していたね」
氷川「大スターの山川さんの自宅に招かれたので…。先輩はどんな方にも温かく接され、心の広さを勉強させていただきました」
氷川さんにとって山川さんは単に先輩という存在だけではない。オーディションでは山川さんと兄の鳥羽一郎さんの曲を歌い、憧れと尊敬を強く抱く。
氷川「ご兄弟の仕送りをお母様が使わずに持っているという話しを聞き、お二人の人柄に惹かれ、歌にも一層気持ちが入りました。それにお二人の曲はカラオケ大会で評判が良くて(笑)。おかげで賞をいただき、家計を助けることができました」
山川「親を楽させたいのが僕たちの原点。演歌は親への思いもそうだけど、恋や失恋、成功や挫折など人が通る道を歌っている。生活の一部なんだよね」
氷川「今を生きる人に寄り添う歌だから心に響くのだと思います。お客様が歌を聞き、喜んでいただける姿を見ると歌手になって良かったと心から思います」
演歌の道を歩む二人は、来年2月の『新春演歌まつり』で同じステージに立つ。十字路型の特大花道、後部席からも出演者の表情が楽しめる巨大モニターなど、華やかな舞台に期待が高まる。
氷川「花道は出演者の方とスタッフで相談し、お客様の少しでもそばに行きたいと思って企画しました。お子様からご年配の方まで楽しめます」
山川「ジャンルを問わず、大先輩方の素晴らしい曲も歌います。歌の素晴らしさが届けられるよう全力で挑みます」
昨年好評だった共演者の持ち歌を歌う『シャッフルコーナー』に加え、今年は出演者全員でバンド結成して演奏に挑戦し、前回よりスケールアップ。7回目を迎えたイベントは、演歌界の名伯楽で今年5月に亡くなられた事務所元会長・長良じゅんさんが最も楽しみにしていたという。
山川「イベントが終わると会長が楽屋にきて『ファミリーになった』と仰った言葉が耳から離れない。会長が大切にされた温もり、心をお客様に感じてもらいたい」
氷川「スタッフの皆さんや共演者さんとのつながり、お客様の温かさを感じる大好きな場所です。年の始めに歌を聞き、一年を健康で頑張ろうという気持ちになっていただければうれしいです」
山川豊、氷川きよし
やまかわ ゆたか 1958年三重県出身。81年に「函館本線」でデビュー。98年の「アメリカ橋」がロングセラーを記録。最新曲は「ナイアガラ・フォールズ」。
ひかわ きよし 1977年福岡県出身。00年に「箱根八里の半次郎」でデビュー以来、数々のヒット曲を送りだす。最新曲は「最後と決めた女だから」。
◆長良グループ
新春演歌まつり
2013年 2月23日(土)
会場 横浜アリーナ
■出演/山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、森川つくし、岩佐美咲(AKB48)、はやぶさ
■入場料/プレミアムシート15,000円(お土産付)、SS席10,000円、A席6,000円(指定・税込)
【問】 0570-00-3337(サンライズプロモーション東京)