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暮らしの中の仏事
- 喪中の「年賀状」と 「お歳暮」 2021.11.19
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今年も12月が近づき『喪中』の年賀欠礼やお歳暮についての相談が増えてきました。
「喪中はがき」はどこまで?
よく聞かれるのが「どの間柄までが喪中?」という質問ですが、故人と同居していたり、特に親しくしていて「お正月を祝う気持ちにはなれない」という場合には、喪中はがきを出します。あえて不幸を知らせるまでもない相手には、年賀状を出すこともあります。明確な決まりがあるわけではないので、ケース・バイ・ケースで柔軟に対応すべきでしょう
最近は携帯メールで喪中のお知らせをしてもいい?という相談もありますが、相手にも故人にも失礼だ、手を抜いている、などの印象を抱かれる方が少なくないようです。普段から頻繁にメールのやりとりがある相手に絞るなど、相手を選んで使用すべきでしょう。また、今年も「コロナ禍」というワードが飛び交いましたが、「禍」は忌み言葉であるため、年賀状に書くことは避けましょう。お歳暮の贈り方
お歳暮は、普段お世話になっている方への「お礼」ですから、いつも通り贈って構いません。とはいえ、四十九日忌を過ぎてから水引を掛けずに無地の掛け紙を、またはのしや水引が印刷されていない短冊を使って贈ると良いでしょう。相手先が喪中の場合も、四十九日忌を過ぎてからお贈りします。そうするとお歳暮の時期を過ぎてしまう、という場合は表書きを「寒中御伺」として、松の内が明けてから立春の前日までに贈ります。
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