12月になると、喪中はがきが届きだす頃です。今年は特に感染症対策で身内だけの家族葬が増えたこともあり、はがきをみて初めてご不幸を知ることも多いかもしれません。喪中はがきを受け取った場合には、年賀状にかえてお悔やみの言葉を添えた「喪中見舞い」や「寒中見舞い」を出したいものです。
「喪中見舞い」と
「寒中見舞い」の違い
「喪中見舞い」は送る時期に明確な決まりがないので、喪中はがきを頂いたらすぐにお悔やみの言葉を書いて相手に弔意を伝えることが出来ます。一方の「寒中見舞い」は送る時期が松の内明け以降(1/8~)のため、先方の目に触れるまで間が空きます。こういった事から、例年年賀状のみのやりとりになっている方には「寒中見舞い」を、日頃からお世話になっている方には「喪中見舞い」を出すことが多いようです。お付き合いの深さによっては御仏前や御供物、お線香(仏教のみ)などと共にお送りします。
すでに弔問をすませていたり葬儀に参列している場合は、喪中はがきを受け取っても、返信は必要ないでしょう。そうでない場合は、挨拶状をいただいた御礼のお返事を出すと丁寧です。
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