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暮らしの中の仏事
- 「9月4日」は供養の日 2020.08.31
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供養の大切さを改めて考え、先祖や家族をはじめとする「人」や「もの」に気持ちを寄せる機会を積極的に創出することを目的に制定されたのが、9月4日の「供養の日」。
供養というと亡くなった人に対して行うイメージがあると思いますが、生前に行われることがあるのをご存知ですか?
お墓参りに訪れたとき、名前に赤い色が入っているのを見掛けたことはあるのでは。これは寿陵(じゅりょう)と呼ばれ、生前にお墓を建てたという目印です。寿陵は、不老長寿や子孫繁栄がもたらされるという言い伝えがある「おめでたいこと」で、家族や親戚などから建碑祝いが贈られる慣習があります。
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人間だけでなく「もの」の供養も多く行われています。有名なものに人形供養があります。歴史は古く、平安時代には行われていたそうです。雛人形や五月人形など、現代でも子どもや孫の成長を願って人形を贈る慣習がありますよね。人形が人間の代わりに災いを引き受けてくれるとも考えられているので、手放さねばならなくなった時、ごみと同じようにただ捨ててしまうことに抵抗感のある人が多いようです。「大切な家族を守ってくれた人形に、感謝の気持ちをこめて供養したい」と想う気持ち、とても尊いですね。
「人形供養」は、メモリアルアートの大野屋でも開催予定ですので、詳細はHPやお電話にてお問合せ下さい。
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