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暮らしの中の仏事
- もうすぐお彼岸「正しいお墓参りの仕方」 2018.09.18
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「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、さすがの猛暑もおさまりを見せる、お彼岸がやってきました。そこで今回は、知っているようで意外と知らない「正しいお墓参り」について解説します。
STEP➊ お参りの前に本堂にご挨拶、そしてお墓の掃除
お墓がお寺にある場合、お墓に行く前に、まずはお寺にご挨拶に行き、本堂のご本尊にお参りします。
〈準備するもの〉
・お線香 ・ろうそく・ライター・お花・お供物
墓前ではまず掃除をします。周辺を掃き清め雑草を取り除いたら、墓石を水洗いします。強くこすって墓石を痛めないよう気をつけてください。墓石の彫刻部分の掃除は歯ブラシを使うと便利です。 外すことのできる花立ては取り外して洗い、香炉に残ったお線香の灰を取り除きます。
STEP➋ お花、お供えの作法
お花は一般的にはトゲがないものを、左右対になるように準備します。ユリ等の花粉が落ちると墓石にシミが付く場合があるので、注意が必要です。風で倒れないように、短く切ってお供えします。 また、お供え物をする時にお酒などを墓石にかけるのは、墓石の変色の原因となる恐れがあります。
〈お供えのポイント〉
●お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
●水鉢にきれいな水を入れます。
●花立てに供花の長さを整え、お供えします。
STEP➌お参り、そして後始末も忘れずに
お線香をあげたら、墓前でしゃがむか腰を低くして手を合わせます。お供え物を放置するとカラスなどが食い散らかすため、お参りが終わったら持ち帰るのが最近のマナーです。帰る際もお寺に一言ご挨拶するといいでしょう。
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