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暮らしの中の仏事
- 喪中はがきの書き方 2017.12.01
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身近な家族が亡くなった場合、年賀状のやり取りを遠慮するための喪中はがき。毎年何枚かは目にしているものの、実際に出す側となると、どう書けばいいの? という疑問の声が聞かれます。そこで今回は、喪中はがきのルールについてご説明します。
喪中はがきの書き方ルール
❶喪中につき年賀欠礼をする旨
→ 「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」など
❷亡くなった方のお名前や続柄
→ 「本年◯月に母 ◯◯(享年◯十◯才)が永眠致しました」など
❸本年中にお世話になったことへの感謝と、翌年の変わらぬお付合いのお願い
→ 「ここに本年中のご芳情を深謝いたしますとともに明年も変わらぬご交情をお願い申し上げます」など
《ポイント》 誰が亡くなったかを明確に!
故人のことを明確にせず「喪中につき」とだけ書いてある喪中はがきもありますが、受け取った側からすると、誰が亡くなったのか心配になったり、お香典を送るべきか迷うこともあります。
また続柄の書き方は、夫婦連名で出す場合には、夫から見た続柄を書くのが一般的です。 例:妻の父の場合「義父」「岳父」「妻の父」
《ポイント》 喪中はがきには余計な内容は入れない!
最近はお手紙を出す機会が少なくなって、年に1度、年賀状だけという人も多くなっています。そのために、年賀状が出せない場合、喪中はがきに転居や出産など近況のお知らせを入れたいというご相談もよくあります。しかし近況報告(特にお祝い事など)は書かないのが基本です。できれば喪中はがきとは別に寒中見舞いなどにして出しましょう。どうしても喪中はがきに書き添えたいという場合には、簡潔に1~2行程度にして本来の目的を損なわないようにしましょう。
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