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暮らしの中の仏事
- どうする?実家の仏壇 2017.08.07
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いよいよ夏休み。実家へ帰省することも多い時期です。高齢の親が住む家には、大量のモノがあふれていて、快適な生活環境を守るためにも『片付け』を勧めたいが、精神的にも体力的にも親自身には困難だったり、子供には不要な物に見えても、色々な思い出の詰まった宝物だったりするので、たとえ親子でも難しい問題です。
テレホンセンターにも片付け相談が寄せられるのが、仏壇について。古い仏壇は、素材が良質で高価なものもあります。「傷んでいるから」と処分をする前に、一度リフォームを検討してみるのもおすすめです。汚れをクリーニングし、キズやくすみ、壊れた個所を丁寧に修復してくれるので、新品同様に蘇ります。
親の仏壇を引き取り、2つになってしまった、という場合は、同じ宗派ならば、仏壇もひとつにまとめたほうが日々のご供養がしやすいですね。位牌をどちらかに移し、もう一方はお寺でお焚き上げの供養をしてもらうか、仏壇店で引き取ってもらいましょう。宗派が違う場合も、どちらかの宗派に合わせることで、一つの仏壇にまとめることができます。「宗派を変える」ことは、昔からよくされてきたことで、決してタブーではないので安心してください。どちらもご供養していきたい場合は、ご家族とよくご相談され、皆様の納得される場所に置きましょう。
位牌がたくさんあって仏壇に入りきらない、という時は、お寺や仏壇店などで「先祖代々之霊位」と刻印された位牌を作り、古い位牌はお焚き上げをして処分するのがひとつの方法です。それぞれの戒名、死亡年月日などは、過去帳に書いておくといいでしょう。
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