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暮らしの中の仏事
- 喪中はがきの基本 2014.11.27
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この時期、ご相談の多い「喪中はがき」について、今回は基本の書き方を押えましょう。 次のような構成で書くのが一般的です。
--喪中につき年賀欠礼をする旨
「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」など
--亡くなった方のお名前や続柄
「本年◯月に母◯◯(享年◯十◯才)が永眠致しました」など
--本年中にお世話になったことへの感謝と、翌年の変わらぬお付合いのお願い
「ここに本年中のご芳情を深謝いたしますとともに明年も変わらぬご厚情をお願い申し上げます」など
〈ポイント〉 誰が亡くなったかを 明確に!
「喪中につき」のみですと、誰が亡くなったのか心配になったり、お香典を送るべきか迷うこともあります。 また夫婦連名で出す場合には、夫から見た続柄を書くのが一般的です。
〈ポイント〉 喪中はがきには余計な内容は入れない!
最近はお手紙を出す機会が少なくなって、年に1度、年賀状だけという人も多くなっています。そのため、喪中はがきに転居や出産など近況のお知らせを入れたいというご相談もよくあります。しかし近況報告(特にお祝い事など)は書かないのが基本です。喪中はがきとは別に寒中見舞いなどにして出しましょう。どうしても喪中はがきに書き添えたいという場合には、簡潔に1~2行程度にして本来の目的を損なわないようにしましょう。
協力◎大野屋テレホンセンター 所長 川瀬由紀
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