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暮らしの中の仏事
- 喪中はがき 2014.10.28
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日に日に1段ずつ階段を上るように、寒くなってきていますね。そろそろ、喪中はがきを準備する時期でもあります。
お祝いごとを控え、年賀状のやり取りをしないというのが、喪中のしきたりのひとつ。 そのために「身内に不幸があったので、年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます」という「年賀欠礼」の挨拶状(いわゆる喪中はがき)を出します。
送り先の人が年賀状の用意をする前に届かなくてはいけませんので、どんなに遅くとも、12月の上旬までには送ります。
【喪中の判断基準】
◆配偶者や1親等(父母、子供)が亡くなった場合
⇒喪中とする
1年間を喪中として、喪中はがきを出します。
◆2親等(祖父母、義祖父母、兄弟姉妹、義兄弟姉妹)が亡くなった場合
⇒喪中にする、しないもケースバイケース
判断に迷うのがこのケース。明確な決まりがあるわけではないので、最終的には自分の判断になりますが、判断材料として、
① 同居していたか? 別居していたか?
② 生前の親交の度合い
③ いつ亡くなったのかによって決めます。
◆3親等以上(曾祖父母、おじおば、いとこ)が亡くなった場合
⇒喪中にしない
ほとんどの場合、喪中とはしません。ただし、とても親しくしていたり同居していたりという場合には、喪中とすることもあります。
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喪中はがきは、実は大人としての判断や常識が問われる難しい慣習なのです。「こんな場合はどうするの?」等、判断に迷う時は、大野屋テレホンセンターへ、お気軽にご相談下さい。
協力◎大野屋テレホンセンター 所長 川瀬由紀
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