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暮らしの中の仏事
- ~最新事情 お盆の贈り物~ 2012.09.03
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いよいよ夏休みに突入しました!休みを利用して、故郷へ帰省することも多い時期です。また8月にお盆を行う地域では、最近亡くなった知人・友人の家にお参りに行くことも多いのでは?そこで今回はお盆の季節の贈り物について考えてみましょう。
《提灯(ちょうちん)》
特に親しい人(家族や近い親戚)が贈ることが多いようです。伝統的な絵柄提灯、明るく華やかな回転灯が定番ですが、デザイン性が高く、インテリアとも合うようなおしゃれな創作提灯も増えてきています。なかでも、電池式LEDの盆提灯など節電をうたった最新型のものが人気です。LEDは、白熱灯に比べ消費電力、寿命ともに優れており、節電・エコな商品として注目されています。《そのほかのお供え物》
親戚ではないけれど、故人と親しかったので何かしてあげたいということなら、3千円~1万円程度の現金や品物をお持ちします。表書きは現金なら「御仏前」「御香料」、品物なら「御供物」が一般的です。品物の場合には、お菓子や果物が一般的ですが、他にも多くの人がお参りに来るような場合には、重複をふせぎ長く保存できるという店で、ギフト用の香りの良い高級感のあるお線香もお勧めです。ご供養のお線香をお届けすることは、日本の長い歴史の中で伝えられてきた、心優しい慣習です。
そもそも、お香典もその名の通り、現金を包むのではなく、お香(お線香)をお届けすることからきています。お線香でしたら、現金を贈るのと違い、相手に気を遣わせなくていい、という声も聞かれます。
仏壇店などでは、進物用の高級素材のお線香が箱詰めで販売されていますし、ネットで購入することも出来ます。直接お参りに伺えない場合には、熨斗を付けて配送してくれるようなショップもありますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
協力◎大野屋テレホンセンター 所長 川瀬由紀
■大野屋テレホンセンター 通話無料0120-02-8888
365日(9:00~20:00)
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