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暮らしの中の仏事
- 豆まきで厄払い 2012.01.26
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豆まきで厄払い
厄年とは、中国から伝わった陰陽道に基づく信仰で、災難が身に降りかかりやすい年齢をいいます。この期間は身を慎み、厄払いをする習慣があります。また厄年に新しいことをするのは良くないといわれ、結婚、新築、引越し、開店開業を避けることもあります。
一般的には、男性と女性で厄年は異なり、■男性の場合…10歳、25歳、42歳(大厄)、61歳
■女性の場合…19歳、33歳(大厄)、37歳、61歳
とされています。
この厄年は数え年でいいますので、生まれたときに1歳、お正月が来ると2歳、と数えていきますので、今年の誕生日前の人は「満年齢+2歳」、すでに誕生日を迎えている場合には「満年齢+1歳」で数えます。また、男性42歳、女性33歳は大厄として厄年の前年を「前厄」、その次の年を「後厄」として、合計3年間は注意すべきといわれます。厄払いをする方法は、神社・寺院で祈願をしてもらったり、厄除けの御札を頂いたりという方法が一般的ですが、なかなか行くことができない…という人には節分の豆まきはどうでしょう? 節分は病気や災害の象徴である鬼を追い払う厄払いの行事です。
現在はカレンダーの上で春が始まる「立春」の前夜を言いますが、旧暦では立春が1年のはじまりで、その前日にあたる節分は「おおみそか」、今でいう12月31日にあたります。新年に向けて、悪いもの(鬼)を追い払い、福を招き入れたいという願いをこめ、立春前の節分が最も大切に考えられたのでしょう。
今年の節分は厄を払い、福を招く願いを込めて、豆まきをしてみてはいかがでしょうか?
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