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暮らしの中の仏事
- 春のお彼岸 2011.03.23
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春のお彼岸
お彼岸は春と秋の年2回、春分の日・秋分の日を挟んだ前後3日となり、今年の春彼岸は3月18日~24日です。春分の日、秋分の日は、ちょうど季節の変わり目にあたり、昼と夜の時間が同じとなり、太陽が真東から出て真西に沈みます。その真西のはるか向こうに、浄土の国「西方極楽浄土」があるという考えから、この期間に『彼岸』に渡るべく修行をするお彼岸の行事が始まったといわれています。
この時期、メモリアルアートの大野屋のテレホンセンターには、お彼岸について多数の相談や問合せが寄せられます。今回はその中でもよくある質問をご紹介しましょう。
Q.お彼岸には何をすればいいのでしょうか?
「修行」と言われてもピンと来ない人が多いですよね。一般的には各家庭で、お墓参りをして故人やご先祖様を追悼し、日頃家族を見守ってくださることに感謝をします。
また家の仏壇も掃除をしてお花や季節のもの、牡丹餅などをお供えします。
お寺との付き合いがある場合には、お寺で行う「彼岸会(ひがんえ)」と呼ばれる法要に参加します。
Q.お彼岸の時期にしてはいけないことは?
結婚式や、引越し、車の納車まで、お彼岸に大きな行事(とくにお祝いごと)をしてはいけないと考えている方が多いようです。
しかし、お彼岸とはお寺の法要に参加したりお墓参りをする時期ではありますが、「喪中」のように身を慎まなくてはいけない時期ではありません。ですから最近ご家族に不幸があったのでなければ、お祝いでも引越しでもして差し支えはないのです。
大野屋テレホンセンターでは、仏事にまつわるご相談を年中無休で受付けていますので、お気軽にお電話下さい。
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