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暮らしの中の仏事
- 年賀欠礼Q&A 2010.11.28
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大野屋テレホンセンターには毎年、年賀ハガキの発売時期になると「年賀欠礼」や「喪中」に関するご相談が数多く寄せられます。今回は2つのお問合せに関してご紹介します。
Q. 今年の1月、主人の父方の祖父が亡くなりました。 その場合、私と主人では喪中の考え方は異なるのでしょうか? また、年賀欠礼状を出すべきなのでしょうか?
A. 「喪中の考え方」
奥様は嫁いでご主人様の家に入られているわけですから、ご主人様と一緒の立場で構いません。
「年賀欠礼状について」
喪中の期間に明確な決まりがあるわけではなく、明治時代~昭和の初めにあった法律を現在も参考にすることが多いのですが、それによると父方の祖父が亡くなった場合、服喪期間は150日です。1月に亡くなった場合、既に喪は明けていることになります。
ただし、これはあくまでも「目安」ですから、故人と同居されていたり、生前に非常に親しくされていておめでとうという気持ちにならないのであれば、期間にこだわらず年賀欠礼状を出しても大丈夫です。
Q. 喪中ですが、お歳暮は普通の「のし紙」 で通常通り贈ればよいのでしょうか?
A. 喪中関連の仏事は地域の慣習やしきたりなどで違い迷われることも多いですね。
御歳暮は日頃お世話になっている方へのお礼ですので、基本的には喪中とは関係がありません。しかし受け取る方によっては、喪中の人から贈り物をもらうことを『穢れが移る』と考えて嫌う人もいます。ですから相手先によっては四十九日の忌明け後にお贈りした方が良い場合もあります。
また通常「御歳暮」の掛け紙には紅白蝶結びの水引が掛かっていますが、今回は無地の短冊を使ってお贈りした方がよいかと思います。
大野屋テレホンセンターには、ご紹介した以外にも色々なご相談が寄せられています。仏事に関するお悩みは、お気軽にお問合せ下さい。
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