アクティブなシニアライフを応援する情報サイト
暮らしの中の仏事
- 第17回 セミナーを活用しましょう 2008.05.05
-
団塊の世代を中心に様々なセミナーへの参加が大変盛んになっています。葬送や仏事に関しても、少子高齢化による葬送観や死生観の多様化、葬祭に関する知識得る機会の減少などの社会的背景もあり「お墓や葬儀に関するセミナー」も最近は各地で盛んに行われ積極的に参加される方が増えてきました。
「葬儀マナー」や「お墓の承継」や家族葬から社葬にいたるまで「葬儀のスタイル」、「費用準備方法や生前予約に関するもの」など多岐にわたります。葬祭に関するセミナーは、大きく分けるとNPO法人などが実施する場合と葬儀社や石材店などの企業が主催する場合が多いようです。
セミナーの内容は「お墓の相談セミナー」、「葬儀相談セミナー」など大きなくくりで主催される場合と「お墓の引越し」、「葬儀の生前予約」、「散骨」、「遺贈」など、よりテーマを明確にしたセミナーを主催する場合などがあります。いずれにしても現在自分に必要な内容かどうか確認する必要があります。またセミナーを受ける際の留意点として、セミナー主催者をしっかり確認することも大変重要です。参加申込は事前の場合がほとんどなので住所・氏名などの個人情報を提供することになるからです。主催者の個人情報に関する取扱などがしっかりしているか(プライバシーマークを取得しているかなど)過去のセミナーの取組み方や実績なども確認したほうが良いでしょう。
また、主催者の窓口へ電話などで実際セミナー内容を確認し、受け答えなどがしっかりとしているかどうかもチェックしたらよいでしょう。またインターネットでホームページなどを確認するのもひとつの方法です。
加えて、セミナーを受講する際は事前どういったことを知りたいのかを整理
しておくと個別相談や質問の際に役立ちます。いずれにしてもNPO法人や民間企業にかかわらずセミナーの内容・主催者などをキチンと把握して参加するのが良いでしょう。協力/メモリアルアートの大野屋