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暮らしの中の仏事
- 第9回 どうしていますか? 聞けそうで聞けない仏事の相談 2007.09.24
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知っているようで知らない仏事のこと。いざというときに困っていませんか?
大野屋テレホンセンターでは年々、「香典はいくら包めばよいか。」「お通夜と葬儀、どちらに参列すればよいか。」「お布施の金額や渡すタイミングがわからない。」などくらしの中での仏事に関する問合せが増えています。平成17年にメモリアルアートの大野屋が行った消費者アンケートでも4割近くの方が香典の金額や葬儀や法要に出席する際のマナーなどに関してどのように対応してよいか困ったり悩んだりしたことがあると答えています。以前でしたらとなり近所や町内会など困ったときの相談相手や窓口が当たり前のようにありました。しかし近年の核家族化や近所づきあいが希薄になりつつある現在、仏事に関する習わしやそれに関する知識を得る機会はだんだん減りつつあります。そこで今では、一部の石材店や葬儀社、仏壇店などが仏事相談を受け付ける窓口を設けている場合があります。ただどこまでの問合せが可能かどうかはその会社によってまちまちです。
例えばお墓の移転や葬儀の費用に関することは相談できるが香典やマナーなどに関することまでは相談できないなどの場合もあります。また受付方法も様々で電話だけでなくFAXやインターネットからメールでの問合せに対応している場合もあります。最近では商店街やショッピングセンター内に相談専門の窓口を設置して直接お客様サービスに努める会社もでてきています。注意する点としては、窓口によっては問合せの際に名前や住所などの個人情報を聞いたり聞かなかったりと会社によって相談受付のかたちが違います。問合せの際に確認してもよいでしょう。
仏事知識はあらかじめ準備できるものから、突然必要になるものまで様々です。日頃、気軽に問合せのできる相談先を持っているといざというときにも慌てることなく安心です。協力/メモリアルアートの大野屋